あんじー祭り園長 画家あんじーの作品について


あんじー祭り園長 あんじーの作品について



検索してあんじー祭りを探してみよ。そうすれば見つかる。そこには作品のたまり場がある。私は、その作品におどろく、



あんじーのクロッキー技法による絵について思考してみたい。



クロッキーは絵の下絵のように言われているばかりか、速描で記憶にとどめるために画用紙にささっと描く落書きのようなものだ。それをあんじー氏は正規の美術品として、タブローといって油絵やアクリルの完成作品のレベルまで上げるという実験をしてそれに成功した稀有な画家だと言える。



落書きのクロッキーを美術作品にまで押し上げる事に成功し、クロッキーの地位を上げたことは評価に値すると思う。



私はあんじー氏と知己な関係であり、制作している現場をみたことがある。それはとても激しいものであった。あんじーの顔がこわくなった。絵を描いている時はこわい顔して超集中していた画用紙には筆が走りまるでロックミュージックを演奏すように本気でシャウトしていた。5分くらいで一作描き上げた。雑音のように見えるが、形ができていた。まさにロックだった。



あんじー氏はクロッキーで音楽を奏でる事が目標であった。それは画用紙の中で見る音だった。視覚をとうして音を感じる事ができる作品をかなめとしていた。



スケッチ技法、これも大事だと言う。クロッキーと似ているようだ。



その二つを一つにして絵としての形をつくっている。通常クロッキーはおぼえがきのメモのような絵であるが、スケッチというわりと写生する方法をクロッキーと融合させ絵としての質を高め、さらには美術作品の形として成就するにいたっている。



スケッチは趣味の絵でご年配の人たちがたのしみで描くものであるが、あんじー氏はこれを自分の作品の要素に入れて、クロッキー技法とスケッチをあわせている。スケッチであるからには構図の取り方や絵の視点を四角形の画用紙に構成しなくてはならない。



彼の絵を描くときにやはり目が真剣だ。あんじー氏は目がいい。一度見た風景は焼き付くのだ。それで画用紙に転写し描写する。構図はちゃんとバランスと動きをもって生き生きと描き込められる。


彼に影響をあたえた画家にデュフィがある。ラウル・デュフィには音楽を感じるようだ。



線描の描きの踊り方、色彩のダンスを吸収し、クロッキースケッチに共通するものがあるようである。そして、自分の作品つくりに生かしていると語っている。



毎日、通勤し退勤するときでも何かしら絵を描いている。なにかアートにかかわる事で芸術家としての意識を再確認しモチベーションにしているようだ。



芸術の中にいる事で、作品の質につなげる。



国立西洋美術館の常設を礼拝所として祈っているそうだ。祈りとは絵画鑑賞である。歴史ある名画を見てはアーティストの精神を自分の心に鼓舞し体感している。



画家は作品を描くだけでなく、ちゃんと伝統もうけつぎ自分の力に変換していくことでクロッキースケッチの絵を高め、アートな生活をすごす。もちろん日々の勤労のモチベ―ションにもなって生きがいにもなっていい効果を出している。



アートに精進することで、日々の仕事のやる気にもなり、人生もリア充するのだ。



あと、一生絵を描き続けるように筋力トレーニングや野菜を多く食べたりなど生活も時間も徹底している。絵を一生描き続けるためであると言う。そして、クロッキー&スケッチ技法を巨匠のレベルまで引き上げる事が目標で、それを将来達成したいと希望し、日々アートライフを楽しんでいることをやっている。



ぜひ、美術史にのこる実績を残してほしいと思います。誰でも信念があれば毎日少しずつコツコツ山を登っていればいつか歩みを止めなくば頂上に行くでしょう。



それが本当に成功する確実な方法かもしれない。博打より成功利率は高いでしょう。



日々の登山のあゆみが頂上は時間はかかるが確実と言えると思います。




コメント

このブログの人気の投稿

𣘺本悠 個展 NGG中野銀座ギャラリーを観て、筆者・本多裕樹のアートの旅。 2024年3月24日日曜日~3月30日土曜日

新藤義久の写真の世界 批評 本多裕樹による

喫茶店 June 本多裕樹展 2024