「大天使メタトロンの図」 作画・本多裕樹
「大天使メタトロンの図」 作画・本多裕樹
おお、エノクを導き、その空の高みまで引いた天使、あなたはあなた。
私は私
そして、あなたは私。
私はあなた
そのような上昇ゆえに人であったものが天使へと変容する
この図は、大天使メタトロンの観念的世界からサードアイをもって観て描きました。こういう風に見えるかというと、私という存在のフィルターを通して見るとこうして絵として描くとこのようになっていきました。
宇宙の中心から流れ入る二つのエネルギーの流入が天より入ってきてメタトロンはその存在としての仕事をするのだ。
あらゆるものを進歩発展させて大地を豊かにして、霊的な知識を授けてくれるだろう。
この天使であるメタトロンは何か一般的に見る天使図とは違う、わりと抽象化されているが、そこに第三の目で見る世界で、それを観念の目で見たとき、このように顕現したものを見ることができます。
じっくり見ていくとエネルギーの流入を感じると思います。それはオカルトなことかもしれませんが、絵にはエネルギーや魔術的な可能性があって、あのタロットカードと同じような効果を絵にもあることを僕は証明し、このようにオカルト、魔術的な絵を描いています。
今風に言えばスピリチャルなアートといってもいいでしょう。
そういう意味で価値があると思います。
皆様はこれ観てどんな感情を受けたでしょうか。
そこが楽しみなところとも言えます。実際、この図コピーしてみてもいいし、あなたがこの絵に意味をつけてみるといいかも知れません。あなた自身のメタトロンが現れることと思います。
この絵を制作する時、すでに描く前にこの図ができていました。制作する前はこうしたものを描きたいとか、いろんなイメージが湧いてきます。それは天空からの啓示のように降ってきます。
僕はただ、絵の具を用いて画用紙に描いているだけです。
この絵を見ているとエジプトの神々を思い出します。だいぶ前、と言っても数年前に、日本アンデパンダン展に「ベールをとったイシス」という抽象画を発表しましたが、その制作以来、スピリチャルアートの発想が出来上がっていたことを思い出します。それから脳内にある絵の見方が変わっていったと思います。
精神主義の絵画にシフトしてしまうという現象がありました・
具象画脳からスピリチャルアート脳に移行していったことを今でも思い出します。
話は戻りますが、この「大天使メタトロンの図」はそれなりのエネルギーが込められているし、体力のみならず精神力、そして天からの啓示やひらめきがあったことは事実であります。
それを感じられる方がこの絵の真実を知ることになるでしょう。
一見、ただの落書きのように見えて、実はもっと別の視点で見ると内容量も多く、手数も多いのです。
しかも、見えない手数が、制作の過程の中、この絵の発想の段階におけるプロセスが多いことも事実であります。
そういう意味で、かなりの大作に思えるスケールをもっています。
ここまで読んでくださり感謝します。
ありがとうございます。
2020年8月
本多裕樹しるす
帰山一総です。この絵はムンクのさけびを思い出させます。
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